ボディ
テキストを動的に出力するには
ボディ内のテキストを出力したい位置に
<span>
要素を記述して
id
属性を付け, その値と同じ名前のプロパティをページクラスに用意します.
レンダリング時,
<span>
要素の内容はプロパティの値に置き換えられます.
例:テンプレートHTML (foo.html)
<span id="name">dummy</span>
例:ページクラスのプロパティ (FooPage.java)
public String name;
例:レンダリング結果
name
プロパティの値が
"Teeda"
の場合, レンダリング結果は次のようになります.
<span id="name">Teeda</span>
name
プロパティの値が
"<b>Teeda</b>"
の場合,
'<'
や
'>'
はエスケープされ, レンダリング結果は次のようになります.
<span id="name"><b>Teeda</b></span>
特殊文字をエスケープしないで出力するには
<span>
要素の
te:escape
属性に
false
を指定します.
レンダリング時, プロパティの内容はエスケープされません.
例:テンプレートHTML (foo.html)
<span id="name" te:escape="false">dummy</span>
例:レンダリング結果
name
プロパティの値が
"<b>Teeda</b>"
の場合, レンダリング結果は次のようになります.
<span id="name"><b>Teeda</b></span>
タグを出力したくない場合には
<span>
要素の
te:omittag
属性に
true
を指定します.
レンダリング時,
<span>
要素の開始タグおよび終了タグはレンダリングされません.
例:テンプレートHTML (foo.html)
<span id="name" te:omittag="true">dummy</span>
例:レンダリング結果
name
プロパティの値が
"Teeda"
の場合, レンダリング結果は次のようになります.
Teeda
リクエストやセッションの属性値をボディに出力するには
<span>
要素の
id
属性を次のように指定します.
- リクエストの属性を出力する場合
'requestScope_'
+ attributeName- セッションの属性を出力する場合
'sessionScope_'
+ attributeName- アプリケーションコンテキストの属性を出力する場合
'applicationScope_'
+ attributeName
レンダリング時,
<span>
要素の内容はリクエストやセッション,アプリケーションスコープの属性値に置き換えられます.
例:テンプレートHTML (foo.html)
<span id="sessionScope_name">dummy</span>
例:レンダリング結果
セッションの
name
属性の値が
"Teeda"
の場合, レンダリング結果は次のようになります.
<span id="sessionScope_userName">Teeda</span>
プロパティファイルの内容をボディに出力するには
<span>
要素または
<div>
要素または
<caption>
要素に
id
属性を付け, その値を
key
+
Label
とします.
ラベルリソース
ファイルに
pagename.key
または
key
という名前のプロパティを定義します.
レンダリング時, 要素の内容は ラベルリソース ファイルの値に置き換えられます.
例:テンプレートHTML (foo.html)
<span id="nameLabel">dummy</span>
例:ラベルリソースファイル (label_ja.properties)
foo.name=Teeda
例:レンダリング結果
レンダリング結果は次のようになります.
<span id="nameLabel">Teeda</span>
同じ情報を複数の場所に出力するには
id
属性の値に
'-'
+
suffix
を付加します. 要素の内容は
'-'
から後ろを取り除いたプロパティ名やリクエスト/セッション等の属性,あるいはラベルに対応付けられます.
例:テンプレートHTML (foo.html)
<span id="name-1">dummy</span> ・・・ <span id="name-2">dummy</span>
例:ページクラスのプロパティ (FooPage.java)
public String name;
例:レンダリング結果
name
プロパティの値が
"Teeda"
の場合, レンダリング結果は次のようになります.
<span id="name-1">Teeda</span> ・・・ <span id="name-2">Teeda</span>
属性
属性値を動的に出力するには
動的に値を出力したい属性を持つ要素に
id
属性を付け,
id
+
attribute
という名前のプロパティをページクラスに用意します. ただし,
attribute
は値を動的に出力したい属性名の先頭を大文字にした名前です.
id
属性にハイフン ('-') が含まれている場合は, ハイフンを取り除いた
id
+
attribute
というプロパティに対応付けられます. 例えば
id
属性が
foo-1
で, 属性が
title
の場合は,
foo1Title
というプロパティに対応付けられます.
ただし,属性が
value
の場合は, ハイフン
以降
を取り除いた
id
+
attribute
というプロパティに対応付けられます. 例えば
id
属性が
foo-1
で, 属性が
value
の場合は,
fooTitle
というプロパティに対応付けられます.
レンダリング時, 属性の値は対応するプロパティの値に置き換えられます.
例:テンプレートHTML (foo.html)
<span id="foo" style="dummy">dummy</span>
例:ページクラスのプロパティ (FooPage.java)
public String fooStyle;
例:レンダリング結果
fooStyle
プロパティの値が
"display: none;"
の場合, レンダリング結果は次のようになります.
<span id="foo" style="display: none;">dummy</span>
class
属性の値を動的に出力する場合は,
id
+
StyleClass
という名前のプロパティをページクラスに用意します.
例えば,
id
属性の値が
foo
であれば,
fooStyleClass
という名前のプロパティをページクラスに用意します.
プロパティファイルの内容を属性に出力するには
要素に
id
属性を付け,プロパティファイルの内容を出力したい属性の値を
key
+
Label
とします.
ラベルリソース
ファイルに
pagename.key
または
key
という名前のプロパティを定義します.
レンダリング時, 属性の値は ラベルリソース ファイルの値に置き換えられます.
例:テンプレートHTML (foo.html)
<img id="barImg" src="../image/bar.png" alt="barImgLabel" />
例:ラベルリソースファイル (label_ja.properties)
foo.barImg=概念図
例:レンダリング結果
レンダリング結果は次のようになります.
<img id="barImg" src="../image/bar.png" alt="概念図" />
サブミットボタン
の
value
属性の場合は,
ラベルリソース
ファイルに
pagename.id
または
id
という名前のプロパティがあれば, それが属性値として使われます. このルールは,
value
属性の値が
key
+
Label
の場合でも, 優先的に適用されます.
例:テンプレートHTML (foo.html)
<input type="submit" id="doSubmit" value="dummyLabel" />
例:ラベルリソースファイル (label_ja.properties)
foo.doSubmit=送信 foo.dummy=ダミー
例:レンダリング結果
レンダリング結果は次のようになります.
<input type="submit" id="doSubmit" value="送信" />
ヘッダ
タイトルを動的に出力するには
<title>
要素に
id
属性を付け, その値に
Value
を付加した名前のプロパティをページクラスに用意します.
レンダリング時,
<title>
要素の内容はプロパティの値に置き換えられます.
例:テンプレートHTML (foo.html)
<title id="title">dummy</title>
例:ページクラスのプロパティ (FooPage.java)
public String titleValue;
例:レンダリング結果
titleValue
プロパティの値が
"Teeda"
の場合, レンダリング結果は次のようになります.
<title id="title">Teeda</title>
リクエストやセッションの属性値をタイトルに出力するには
<title>
要素の
id
属性を次のように指定します.
- リクエストの属性を出力する場合
'requestScope_'
+ attributeName- セッションの属性を出力する場合
'sessionScope_'
+ attributeName- アプリケーションコンテキストの属性を出力する場合
'applicationScope_'
+ attributeName
レンダリング時,
<title>
要素の内容はリクエストやセッション,アプリケーションスコープの属性値に置き換えられます.
例:テンプレートHTML (foo.html)
<title id="sessionScope_name">dummy</title>
例:レンダリング結果
セッションの
name
属性の値が
"Teeda"
の場合, レンダリング結果は次のようになります.
<title id="sessionScope_userName">Teeda</title>
プロパティファイルの内容をタイトルに出力するには
<title>
要素に
id
属性を付け,
ラベルリソース
ファイルに
pagename.id
または
id
という名前のプロパティを定義します.
レンダリング時,
<title>
要素の内容は
ラベルリソース
ファイルの値に置き換えられます.
例:テンプレートHTML (foo.html)
<title id="title">dummy</title>
例:ラベルリソースファイル (label_ja.properties)
foo.title=Teeda
例:レンダリング結果
レンダリング結果は次のようになります.
<title id="title">Teeda</title>